2024年5月11日 JR四国・土讃線 三坂山踏切のアンパンマン列車からJR琴平駅界隈をゆく

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昨日は、香川町付近で昼頃から用事がありました。用事を済ませて、仏生山あたりで「ことでん」を撮影するのも良いと思っていました。しかし、どうやら明日は雨のようなので新緑の象頭山を背景にこんぴらあたりで撮影をしようと、イソイソと琴平方面に車を走らせます。

コロナの5類移行以来、土日の人出も増えているようで道路は混雑しています。日曜日の高松市内、11号線の混雑にイライラすることもあるものの、日常が帰ってきたという感慨にふける今日この頃です。

琴平までは20キロ程度ですが、ご機嫌な音楽を聴きながら国道32号線を走ります。程なく琴平に到着します。目的地の三坂山踏切は、田んぼの細い道をグルグル走っていくとあります。いつも車を停める場所に苦労をしますが、今日は軽できたので近くの路肩にそっと駐車させていただきました。

塩入駅方面から高架をくぐり走ってくる特急は、このアングルから撮影可能です。

こんぴらさん界隈が望めます。

道は激せまです。エルグランドやアルファードではこれそうにありません。時間は調べずに適当に来ましたが、おそらくアンパンマン列車が来るのだろうとの見立てです。逆光ですが、まずは後追い撮影で上りを狙います。

アンパンマン列車、赤号です。増結をしていて、先頭車両は通常の車両でした。象頭山を借景に、赤色の車両が緑に映えて鮮やかです。線路際には小さな子供を連れた親子が、アンパンマン列車を見に来ています。休日に、土讃線・予讃線・高徳線のアンパンマン列車に手を振る子供たちの風景はなんとも心和むものです。やなせたかしさん、ありがとう。

そうこうするうちに、下りの南風もやってきます。こちらは、アンパンマン・黄色号です。

インスタで前照灯の位置とバイキンマンの乳首の位置が重なって気になる、というのを見てからこちらも気になって仕方がありません。話は変わりますが、特急「南風」の撮影時は気がつくと矢沢永吉さんの「時間よとまれ」を口ずさみながら撮影をしています。2番の歌詞に「思い出になる恋と西風が笑う」というフレーズの西風=南風と重なります。なんとも素敵な歌詞で、バイキンマンの乳首同様に脳にインプットされているようです。

行き当たりばったり割には上出来な成果で、満足したのでフラフラ土讃線沿いを走りながら高松を目指します。よさげな場所があれば、止まって撮影して帰るつもりです。

琴平町内の中心部に潜入します。昔ながらの赤いポスト、たばこの看板、ぼろぼろになった焼き板壁、トタンの民家、そして象頭山となかなかの旅情感です。香川県民ながら「こんぴらさん」は小学生の時の遠足程度しか記憶がありませんでした。

軽で来ているので、琴平町内の細い道にもどんどんチャレンジします。琴平駅の東側の道を行ってみます。

さすが香川を代表する観光地だけあって駅も風格が漂います。往時は私鉄も3路線乗り入れしていたようです。廃線跡を歩いて辿るのも一興でしょう。

次は観光列車が入線するようですが、今日は疲れたのでパスです。なかなか素敵に鄙びています。

最後にもう1枚、一度は旅館に泊まってゆっくりしたいと思いつつ琴平駅に別れを告げたのでした。

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この記事を書いた人

オーバー50の四国在住のおっさんです。
愛機オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢで
土讃線の鉄道風景をメインにJR四国の鉄道風景を撮影します。

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