連休最終日は朝は高徳線を撮影しました。撮影終了後はかねてより、粗大ごみを捨てに行こうと決めていました。高松市塩江町のゴミセンターは祝日もやっているというので、天気も悪いことだし家の片付けもしておこうという考えです。高松空港方面を目指して進みます。ナビが指示するとおりに行きましたが、くねくね道の山道をわざわざ遠回りして到着。普通に空港通りを突き抜ければ、それほどでもない距離を小一時間脱輪しそうな山道を走ることに。恐るべしグーグルマップ。
ゴミセンターでは、当然こちらと同じ考えの高松市民が車で行列を作っています。つくづく、自分の考えることは平均的、平均的サリーマン安倍礼二です。ここでも、小一時間時間を消耗。連休カラータイマーが赤に変わります。
気分転換にうどんランチに興じます。
冷かけ+メンチカツです。セルフうどんが破格の値段で食べることができたのは昔の話。この物価高騰ではあたり前なので文句はありませんが、「昼飯はとりあえずうどんでもいくか」という風にはならなくなってきているのは事実です。
そのままさぬき新道を走り、ことでん長尾線で連休最終日を愛しみながら撮影をして過ごすこととします。
ことでん長尾駅を愛でます。さぬき市長尾町はことでんと、JR高徳線造田駅を持ちます。高徳線が海岸線から急に内陸部に入るのは、政治的圧力があったとか・・・、何かで読んだ記憶があります。ことでん長尾線は、その名の通り長尾街道沿いを瓦町駅まで走ります。
全部が錆びた感じで、ローカル鉄道ぶりをいかんなく発揮した感じです。
駅前もなかなか素敵に鄙びています。こう見てみると、奈半利線の奈半利駅付近など、ずいぶん都会な感じがします。
長尾線を右に見ながら長尾街道を走ります。長尾駅を出ると鴨部川橋梁、新川橋梁と近代遺産的な撮影スポットがあります。鴨部川橋梁の近くに、セルフうどん店があってそこの大将が「全国から来る撮り鉄との交流が楽しみ」だとTVで放送をしていたのを思い出しました。店は閉まっているようでした。あとは白山をバックに撮影をと車を停めて、それぞれの場所でキョロキョロしてみましたが、列車も来そうにないので瓦町を目指します。
高田駅付近でそろそろ、列車が来そうなので田んぼの中の踏切で撮影をしてみます。
ことでんについては、香川県民ながら通勤の足という認識しかなく全く知識がありません。同じ列車ですが、JR四国の振り子式のハイパワーディーゼル特急は大好きですがトロトロ走ることでんの車両には興味は皆無です。いうならワンちゃんを家族とみるか、番犬としての家畜と見ているというくらいの違いです。
振り返ります。麦畑の傍をローカル線が走ります。心和む、香川の里山の風景ではあります。
この車両は京急から譲渡を受けたものらしいのですが、関東に疎い香川県人からいうと「京急ってなんなん?」「イベントで赤い色に塗ったら、全国から撮り鉄来るけどなんで?」というのが正直な感想です。
東証プライム上場・年商2800億の優良鉄道会社ということは、ほとんどの県民はしらないと思われます。かたや、ことでんの年商は36億、それも沿線市町村からも多大なる援助により経営が成り立っています。古い中古車しか買えないはずです。
それはさておき、すぐさま下りの列車が来そうなので少し場所を変えます。
水田駅方面の高架から下ってくる車両を撮影します。
こちらも京急の車両のようです。県外在住の友人は、「ことでんの乗り心地の悪さがマニアとしてしては、素晴らしい」と言っていましたが、通勤では乗客が発車するたびに、慣性を受けて2、3歩移動しています。運転士さんの腕前もあるのか、同じ車両でもひどく揺れる時もあります。
撮影を済ませて瓦町駅に向かいます。定期券の期限が切れているので、チャージに行きます。
ことでんそごう、も今は昔。天満屋を経て瓦町フラッグに。以前は、瓦町のほうがホットな感じでしたが三越、そして高松オルネと築港・JR高松駅エリアのほうが熱い感じです。
日曜日の昼下がり。人っ子一人写りませんでした。
この付近に魚屋さんがあって、魚屋さんからことでんを写すのが定番です。
鉄道好きから言うと、JR四国よりはことでんのほうが熱いのかもしれません。食わず嫌いはやめて、ことでんもチャレンジしていこうとは思っています。
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