夏休みもそろそろ終わりを迎えようとしています。少々憂鬱なこ気持ちがありますが、最後まで全力を尽くすこととします。姫新線を姫路から津山に抜けてみるのも良いなあとも思いますが、岡山での混雑を考えると躊躇してしまいます。ということで、今回は2000系しまんと1号、2号の駅での撮り鉄+乗り継ぎ旅を計画します。
高松駅は大きなキャリーバッグを持った、マリンライナーに乗り込むお客さんがまずまずいました。お目当てのしまんとの周りでは、スマホ・一眼など相応に撮影をする人がいました。さすがお盆です。
いつも通り、うずしお1号との並びを撮影します。
進行方向も撮影してみます。本日は多度津駅まで下りのしまんと1号に乗って、上りのしまんと2号が多度津駅に入線する姿を撮影し高松駅でも再度撮影しようという計画です。発車までに時間が無かったこともあり、上り列車の撮影をメインと考えていました。
指定席に座ります。最前列の若者は、おそらくマニアの方と思われます。前面車窓を堪能しているようです。
カーテンを出してみます。車窓は流れています。JR四国もダイヤ改正の理由に、運転士不足と書いています。本日も指導者のかたが横で指導をしていたようです。列車・バスの運転はAIにとって代わられる職業で先が無いと、言われ過ぎているのかもしれません。私が常々思うことに、日本はあまりにも職人などの技能を軽んじているように思います。それなりのサラリーとステータスが無いと、安定的に技術は継承されてはいかないと思います。マイスター制度などの拡充を国がもっと推進すべきだと思います。世の中は矛盾に満ちています。などと憤りを感じているうちにあっという間に多度津駅に到着です。
地下道をくぐり高松行きのホームに移る段取りです。
土讃線と予讃線の分岐がこの向こうにあります。
SL時代の給水塔も残ります。ここが四国の鉄道の拠点であったという証でしょうか。
しまんと2号が来るまで、あれこれと撮影をしながら時間をつぶしていましたが「ただいま、しまんと2号は塩入-黒川間で倒木と接触のため停車しております」とのアナウンス。駅員さんに状況を聞いていみると、いつ復旧できるか分からないのでもうすぐ発車予定の普通列車に乗って欲しいとのことでした。無念さはありますが、このお盆の多客期に土讃線が停まると大変だろうとも思います。南風も琴平までは行けるとしても、その後が心配です。よさこい祭りのフィナーレの日だったと思うので観光にも影響が出そうです。
7時半前くらいに高松駅に帰って来ます。せっかくなので、うずしお4号を撮影してから帰ることとします。4番・5番乗り場のホームの先で入線する列車を眺めますが、少し前とは違い日陰にいると風が心地よく、いつまでも列車眺めていられそうです。
宮崎の地震の影響でサンライズは運転見合わせのようです。夏休みのビッグイベントで楽しみにしていた子供たちは可哀そうな気がします。私もサンライズが取れるなら、東京にはサンライズで行きたかったので。おそらく多客期のプラチナチケットだったはずです。
高松駅のレールの本数を数えると8本。関東の駅に比べるとずいぶん小さな駅ですが、狭小な土地のせいもあって駅周辺がコンパクトに開発されていて悪くないと田舎者のおじさんは思う次第です。写真は徳島文理大学の新キャンパスです。
せっかくなので、ボーっと列車を眺めるだけではなく撮影もしてみます。マリンライナーが故郷に帰る人たちを運んできました。
いしづちも入線してきます。
うずしお4号が入線してきます。1~3番まではディーゼル気動車用の線路です。犬が舌を出して息をするように、列車が停車しているうちはディーゼル音が響き渡ります。四国らしい音の風景とも言えます。
JR四国あるあるの連結です。すぐ分離をして先頭車両としてフレキシブルに対応します。JR四国の経営努力を垣間見ます。
分離して片方は回送、片方はうずしおとしてすぐさま徳島にとって返します。阿波踊りが徳島で開催されているので、観光客と思われるかた、徳島に帰省をするであろう人たちを運びます。
本日はここで終了。しまんと2号の件は残念だったけれど、早く復旧して高知に帰る人たちを運んでほしいと思いつつ帰路につきました。
帰る途中に春日川付近を見てみると、いつになく5人くらいが三脚を構えています。先ほどいつのもキハが走って行ったので、それを撮りに来たんだろうと思っていました。屋島駅付近を歩いていると、タラコ列車がやってきます。
お盆でタラコ列車が来ていたので、しまんと4号、キハ四国色、タラコキハを撮影していたのでしょう。ボーナスステージが一気にやってきたみたいな感じです。昨年まではコロナの影響でなかなか自由に楽しむことができなかったのだけれど、今年は自由に思うがままにそれぞれのお盆の過ごし方があって良かったです。
お盆、夏休み最高!!
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