週末 因美線乗り継ぎ旅をゆく②(2024年10月5日)

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快速「ことぶき」は快調に進みます。目の前には大きなキャリーケースを足元に置いて、若い女性がウトウトとしています。うちの妻もそうですが女性は乗り物に乗るとすぐに寝てしまうようです。私などは景色が気になって仕方がなく、ほとんど列車で寝たことはありません。サンライズ瀬戸に乗った時もさすがにウトウトはしましたが、ほぼ窓にかぶりつき状態でした。

購入した本も非常に面白く本を少し読んでは車窓を眺め、また本を読んでは目の前の美女をチラ見するというルーティンを繰り返します。津山線は駅名が非常にいい駅名があります。金川駅、福渡駅など云われはよく知りませんが金が出る川で、みんながほくほく福をつかんで川を渡った的な景色を勝手に想像しています。

岡山駅から次の駅の法界院駅は岡山大学の最寄り駅のようですが、旧日本帝国陸軍17師団の駐屯地が今の岡山大学だったこともあり兵員や物資の輸送のため今の場所に移転したそうです。駅=軍隊という構図はほぼセットで、境港線も大山のあたりから軍馬や兵員を輸送するために作られたそうです。今もそうかもしれませんが、人生の悲喜こもごもは鉄道と一緒にあるというのは過言ではないような気がします。

時たまカメラで外を写したりします。本日は娘のPENを利用していますので、いかにも撮り鉄という風情ではありません。テイラー・スイフトさんお気に入りのビンテージモードで吊革などを激写します。

前回撮り損ねた亀の甲駅を激写しますが、なにやらののぼりのせいで散々な出来です。

途中私の席の横にも大きなキャリーケースを持った女子が座りました。彼女はもうウトウトではなく左右にグラングラン揺れています。キャリーケースもゴロゴロ転がり、チラ見をしている対面の女子のところまで旅をしています。起こしてあげようかどうか迷いましたが「スケベおやじがなんなのよ」と言われかねないので、そっとこちらの女子もチラ見を続けます。

20代中盤くらいかと思われる女子は、私と同期入社した女子の顔だちを髣髴とさせました。彼女は若い時に同期の男女で海水浴に行ったときに何と水着を忘れてきました。私など気が短いので「そんなのほっといて泳ごうぜ」なんて言ってしまいがちなのですが、私の同期はわざわざその女子の家まで水着を取りにつれて行ってあげたのを思い出します。本当につまらない思い出です。

もう一つ、その女子と同姓の女子がいました。その子もその時に海水浴にいたことを思い出します。ごはんですよ!のキャラクターの三木のりへいさんにそっくりの女子でした。彼女は不幸にも30歳そこそこで病気でお亡くなりになりました。彼女も元気なら、今はどうしていたんだろうと?20年ぶりくらいに記憶の引き出しが空いて、本当につまらないことを思い出しながらぼんやりしていると津山駅に到着です。

津山駅は凄い賑わいです。

よく知らなかったのですが津山を中心とした森芸、森林芸術祭が開催されているようです。それはさておき因美線出発まで時間があるので、津山駅をぶらつきます。

その③につづく

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この記事を書いた人

オーバー50の四国在住のおっさんです。
愛機オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢで
土讃線の鉄道風景をメインにJR四国の鉄道風景を撮影します。

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