JR西日本 桃太郎線をゆく④

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車窓を眺めます。足守は備中高松と最後まで悩みました。足守は小さいながらも陣屋の風情を残しています。足守藩主は豊臣秀吉の奥さんであった、ねねさんのお兄さんか弟だったと思います。子供が小さい時に行った記憶がありますが、長男などは車から降りると自分の興味のある方向に一目散に走っていくような子供だったのでハラハラしてゆっくりできなかった記憶があります。駅から観光スポットが遠く、タクシー利用が前提というのがネックとなり備中高松に行くことになりました。また、備中国分寺は季節ごとに家族と散歩をしたり近くの温泉に入ったりと懐かしい思い出です。

総社に到着です。乗客はそそくさと降りて行きましたので、サクッと撮影します。ロングシート仕様です。

振り返ります。右の入り口のところに女子高生2人組がいて、不審な目を私に向けいるさまがバッチリ写っていましたので彼女たちのプライバシーと、私の名誉に配慮しAI処理で修正しております。デジタルデータなのである程度のデータさえ撮れれば、カメラの性能よりはPCやソフトの処理能力の方がモノをいう時代がやって来るのでしょう。フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズなど入り口の問題より、出口の進化の方かもしれません。YOUTUBEでも古写真の偉人が笑ったり動いたりする時代なので、一枚それらしい写真1枚で映画が撮れる時代も来るかもしれません。

伯備線でいうと通過駅ですが、桃太郎線の終着駅感はしっかり漂います。

ここで駅名標の色が緑に変わります。なぜ、緑なのか?

岡山に折り返します。

駅をぶらつきます。最初に目論んでいた井原鉄道もここが始発の様です。知りませんでした。奥に出ディーゼル気動車が見えます。

井原鉄道のホームから列車が発車です。

ホームに上がってみます。

終点感を裏からも愛でます。そろそろ伯備線の列車が来そうです。

中学生か高校生かと思われる女子が集団で乗りこみます。学生たちは立っていますが、おじさんの私はおじさんの横に何とか座ることが出来ました。女子たちは倉敷のアウトレットを目指しているようです。私たちが中学生の時、ことでんで瓦町に行き商店街を歩いて映画を見て、マクドナルドでハンバーガーを食べるのが楽しみだったことを思い出します。岡山だと駅前にイオンがありますので、東から来る中高生はイオンを目指すのだろうか?などと考えているうちに岡山に到着します。

朝からコーラーを飲んだだけで、腹ペコです。岡山で何か食べようと思いながらホームに上がりますが、ホーム内に飲食店があるのはやはり新幹線の改札のほうです。仕方なくマリンライナーに乗ろうとホームに降りると、南風に乗っているおじさんが一番搾りの500ミリの缶を2本を窓にこれ見よがしに置いているのを見て速攻で南風のチケットを予約。

すぐさまホームに戻りビールを買って、ギリギリ南風13号に乗りこみます。

空腹にビールが効きます。しかし美味い。したらばも美味い。

マリンライナーを待つ人たちを尻目に岡山駅を発車。さらば岡山駅。

最新車両の恩恵を最大限享受します。

あっという間に、瀬戸大橋を渡ります。

検札があり、ビールをぐびぐびと飲んだら宇多津駅です。振り子列車が右に大きく傾きながら予讃線に入るのと同時にデッキにでます。

高知を目指す南風を見送ります。現在は南風もいしづちも宇多津駅で南風・しまんと、しおかぜ・いしづちを連結をしますが、以前は多度津駅でしていたそうです。YOUTUBEで南風の一部列車で現在も多度津駅での南風としまんとの連結が見れるようです。また、機会があれば行かねばならんと思っています。

用を足しに行きますが、宇多津駅は一旦改札を出ることになります。駅員さんに便所に行きたいと告げてミッションコンプリート。

入線する南風を撮影します。

しきりに列車がやってきて撮影するにはもってこいの駅です。

南風リレー号に乗りこみます。坂出、端岡、高松で到着だったと思います。

本日の旅もエンディングを迎えようとしています。

2600系のうずしおが停車していたので撮影します。文理大学高松校が完成しており、高松の風景に新しく加わりました。

浮世に生きる我々ははかないながらも、鉄道を敷き、ビルを建て懸命に生きています。清水宗治も懸命に生きたからこそ、今日私が彼の遺徳を偲ぶことができました。私も浮世を渡り、懸命に生きようと心に決めた1日でした。

休み最高、特急で飲む昼のみビール最高。でも、腹は減りました。

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この記事を書いた人

オーバー50の四国在住のおっさんです。
愛機オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢで
土讃線の鉄道風景をメインにJR四国の鉄道風景を撮影します。

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