新幹線の中では、思索にも耽ってはいましたがそれだけではありません。次の乗り継ぎを調べてみると、次の姫新線の姫路駅発は乗り継ぎまで20分強となり、播磨新宮止まりではなく上月駅行きと目的の佐用駅まで乗り継ぎなしで行けるではないですか。播磨新宮に行ってから次の切符の手配をしようかと思っていたのですが、姫路駅で切符の手配をしようとe5489で乗車券を予約します。

のりかえ改札を出ると、発券機があったので発券をしようと試みますがこちらもダメです。すぐ横に窓口があったのでスマホの画面を見せながら「切符がでない」と告げます。予約したクレジットカードを出して欲しいというのでスマホとクレジットカードを渡します。駅員さんがスマホを見ながらPCを叩いてめでたく発券。「なんで、あの機械では切符がでないの?」的なことを質問してみると「ここは乗り越し用だから」的な回答だったと思われます。意味は分からなかったけれど、この機械では今回の切符は発券できなかったことの様です。

新幹線の改札内には姫路城のジオラマがあったので撮影をしてみます。

在来線のホームはこのような感じです。以前、息子を訪ねて京都に行った帰り在来線で姫路駅から赤穂線に乗り換えを行ったときに姫路駅の吉野家で牛丼を食べたのを思い出します。あの時、あまりの暑さに頭がボーっとしてハンカチを吉野家に忘れたなあ・・・。

さらにもう1枚。

当初の目論見では朝ご飯代わりに「駅そば」を食べる予定でしたが、到着が1時間程度遅れたこととこの列車を逃すと播磨新宮止まりとなるのと、そもそも姫新線の乗っていない区間は姫路-佐用の間と思っていたのだけれど佐用-津山も未乗車でした。因美線で智頭駅に行ったのでもうコンプリートしたものと思ってただけでした。この列車で行けば、津山行きにもスムーズに接続できる、というかこれを逃せば津山経由では高松に帰ることは不可能で是が非でも乗る必要がありました。「駅そば」は今回は諦めるしかありません。「駅そば」は次回の宿題として姫新線のホームを目指します。

山陽本線、播但線にはエレベータがあったようですが、こちらは見つかりません。ほかのホームと兼用になっていたのかもしれませんが、やはりほかのルートと比べて使用頻度が違うのでしょう。

山陽本線では四国では想像もできない長さの列車が頻繁に行き交います。その横でひっそりと1両のディーゼル気動車が犬が息をするようにドドドっとディーゼル音を鳴らして停車しています。

車窓から姫路観光をいたします。

奥は播但線のホームのようですが、国鉄型のクラシカルな車両が入線してきます。
車内は通路まで人が立っています。姫路近郊の人の足になっているようで学生などがどんどん下りて行きます。新宮駅に着くころには全員が座席に座れるくらいの混雑具合です。それにしても佐用に近くなっても学生っぽい人も乗っていて、1時間かけて40キロも電車で走って姫路に通学とはなかなか過酷なんだろうなあと思いつつも結構な山間部だけど、ちゃんと列車を走らせているし利用も多く立派だとも思います。
香川で言えば、塩江の山奥から大窪寺の方を経由してコトデン長尾線に接続するくらいのスケールです。

山深いので乗車しながら思わず、位置情報を何度も見ずにいられません。

1時間ほどで佐用駅に到着です。

智頭線の列車が停車しています。前方にスノープラウがついているのでしょうか?この辺りは冬には雪が降るのでしょう。
津山行きの列車が来るまで小一時間あるので佐用駅付近をプラプラすることとします。
その④に続く
コメント