アラフォーを目前に充実した50代を過ごす、新しい自分探しだ!!と資格試験に挑んでおりました。宅建を皮切りに国家資格をいくつか取得しました。そして目出度くオーバーフィフティーとなり辿り着いた真実は「資格は仕事をしてくれない」「社内でもそれほどの評価は受けられない(当社に限ってかもしれませんが・・・)」ということです。
それなりの時間拘束と、禁欲、ストレスと今の自分がもっと避けたいものばかりです。難関資格となるとかるーく1000時間の勉強時間が必要です。仕事をしながら1000時間。もう、仕事以外は全部勉強にあてないと間に合いません。人生100年時代とは言いますが、男性の健康寿命を75歳と見積もればせいぜい20年です。仕事をしながらの10年などあっと言う間で、定年延長だの、年金の繰り延べ受給だのと言っているうちにこっちがくたばりそうです。果実をもったいないと腐らせることなく、目についたものから美味しくいただくくらいの快楽への貪欲さが日本人には必要とされている気がしています。
と言いつつ、数年前から取得途中になっている資格があり毎年試験の前までに心が折れて受験にすら至らぬ日々が2年。今年は何とか8月初旬からのらりくらりとではありますが2カ月やり抜くことが出来ましたので、満を持して松山に受験に向かうことにします。午後遅めの試験なので、昼前に高松発のいしづちで松山に向かいます。

発券機で切符を発券し、少し早めの昼ご飯を食べます。

駅前のめりけんやで肉ぶっけ小+コロッケ 710円を食らいます。200円もあればかけうどんの大を食べることのできた古き良きセルフうどんは消え失せました。この値段なら別にうどんでなくて良いかなと食べるたびに思います。

バス乗り場の方から高松駅にアプローチします。横断歩道を渡る私を目掛けて、西側から物凄い勢いでクラウンが突っ込んできます。香川県のドライバーは横断歩道を渡ろうとしている人を見ても停まることを知りません。むしろ「飛び出したら危ないだろが。あほっ」と言われかねない状況です。このときも不機嫌におじさんが停まり、私が渡ると急加速で走り去りました。ほんまにどないなってるんやと失意にくれつつ、駅構内にフェードインです。

シンボルタワーも眺めておきます。先日の瓦町と比べてずいぶん明るく垢ぬけています。昔は怪しげな旅館とかあったのですが、まさに四国の玄関口です。でもシンボルタワーの構想はバブル時代の遺産との批判もあり、捉え方によっては賛否両論であるようです。

まあまあ人がいます。少し涼しくなったからでしょうか。

早めに列車に乗って、少し勉強をしようと改札をくぐります。

マリンライナーと徳島文理大です。大学が駅には近いが、運動場が無いなあと思いつつ予讃線の乗り場に向かいます。

勇気凛々、アンパンマンいしづち。8000系の登場です。

おっさんですが、アンパンマン列車を愛でてみます。おっさんが幼稚園の時に読んだアンパンマンは、もうちょっとシュールな感じだったぞとアンパンマンに語り掛けます。

指定席はガラガラです。大丈夫か、JR四国。

充電用のコンセントはついていません。

チケットレスなのにチケットを発券してみます。
テキストを読んでいるとそろそろ発車です。ディーゼルとは違い、電車の8000系は素晴らしくスムーズな加速で高松駅を発車します。
次に続く
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