松山に到着すると同時に、特急宇和海が入線してきます。
宇和島までは南風、うずしお、しまんとを退役した2000系車両が宇和海として疾走しています。
N2000系といえば、高徳線で走っていたような気がします。
四国の特急というと、この青を基調としたカラーリングではないでしょうか。
乗車率は、どいうことなのかほぼ満席です。指定席を取っていなかったら座れなかったかもしれません。
八幡浜につくとほとんどの人が降りていきました。ホームには伊予灘物語が停車しており、皆さんここから観光列車に乗り換えをするようです。長年、「やはたはま」と思っていましたが「やわたはま」なんですね。
八幡浜を発車すると次に見どころは大洲です。肱川橋梁を渡る列車を、大洲城を借景に撮影するというのは撮り鉄の憧れとなっております。今回は、自分が列車に乗っているので大洲城を愛でておきました。
宇和島までは山あり、谷ありとなかなかスピードが出る路線ではないようですが列車はディーゼルを音を唸らせながら疾走します。
次にこの路線を満喫するポイントは法華津峠です。
ディーゼル音を唸らせながらミカン畑を登る列車を宇和海を借景に撮影する絶景ポイントです。
難所ではあるのだろうけど、ハイパワーディーゼル特急はなんなく峠をパスしていきます。
峠を越えるといよいよ宇和島です。
法華津峠を満喫し、宇和島にとうちゃこ。
牛鬼が出迎えてくれます。
50代のおじさんにとっては、牛鬼というと宇和島東高校の牛鬼打線を思い出さずにはおれません。
ティモンディーの出身校の済美高校の上甲監督は、済美高校というよりは宇和島東の監督というイメージのほうが強いですね。
駅構内で写真を撮ったりウロウロしているといったん改札を出るように促されます。なんでやろと思いながら、言われるままに改札をでます。
駅員のお姉さんがバースデー切符の旅ということで「特急券は記念に持ち帰るか」的なことを聞いてくれました。
なかなか気が利いています。
宇和島も列車旅で来たことがあるので、徳島よりは感情は動きましたが物珍しさはありません。
とりあえず旅の記録を撮り、隣接するセブンイレブンでおにぎりを購入。
これが本日のランチです。
これからは予土線の乗車です。ここからが難所。なぜかというと、トイレのない列車に2時間乗りっぱなし。
途中で降りたりすると、即本日の列車旅どころか旅の存続さえ危うい状況になるのです。
一抹の不安を抱えつつ、バースデー切符で四国をゆく⑧に続く。
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