令和5年6月 バースデー切符で四国をゆく⑧

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宇和島駅のベンチに座っておにぎりをもぐもぐ食べます。すでに改札の辺りには窪川行きの普通列車に乗り込むと思われる観光客のかたが集まっています。その前に、窪川からの切符と明日の帰りの切符を調達しておかなければと焦りを感じます。

ネットで見るとどうも宿毛駅にはみどりの窓口があるようですが、最悪を想定して宇和島駅で時間もあるので切符を買うことに。阿波池田駅でみたあのマシーンがありましたので、今度は余裕で切符を予約。とりあえずは帰りの座席を予約し、満を持して列車に乗車。

海洋堂のホビートレイン。

地元のかたを含めて、結構な乗車率です。出発前にドアの開閉がおかしくなったようで、発車時刻が5分くらい遅れたような気がします。

見習い運転の方が運転しているようで、腕章をつけたもう一人のかたが横でいろいろ言っています。

時刻表どおりは走っていませんが、誰も乗ってこないので特に問題はないような感じです。

中には河童がいたり、ジオラマが展示されたりはしていますがとにかくトイレ事情が気になります。大人なのでそこそこは我慢は出来そうですが、どちらかというと頻尿気味なのでとにかく気になってしかたがありません。
時刻表上は江川崎駅で数分は停車するような感じでしたが、前半の遅れを取り戻すべくすぐに駅を発車します。

私と同じ観光客と思われるカップルも、江川崎駅付近でゴソゴソ話をしていたのですがトイレ停車がなかったことを話していたようです。県境を越えるあたりから、確実に尿意をもよおしています。観光客は「四万十川」「沈下橋」を見ては写真をとっていますがこちらはグーグルマップを見ながら「あと、何分で着くんだ」と冷や冷やして景色どころではありません。

仮にここで降りて、最悪タクシーをつかまえて窪川まで行けるのだろうかなどと旅に集中できません。

川奥信号所も楽しみにはしていましたが、ちょっと集中できませんでした。とはいえ、ここまでくると何とか我慢できそうな雰囲気ではありましたが生理現象だけはコントロールできねーんだからなんとかしろよと怒りがこみ上げるのを感じます。最悪、運転手さん言えばトレイのある駅で少しは止まってくれるのかもしれませんがなかなか言い出せないのが本音でしょう。だって恰好わるいんだもん。

何とか窪川駅に到着。まあ、大人だからおもらしするような危機的な状況ではなかったものの旅の記憶=尿意との戦いという感じしかしません。

まさに尿意地獄の予土線。

不完全燃焼の気持ちを抱えつつ、バースデー切符で四国をゆく⑨に続く。

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この記事を書いた人

オーバー50の四国在住のおっさんです。
愛機オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢで
土讃線の鉄道風景をメインにJR四国の鉄道風景を撮影します。

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