ここからは、本日のメインイベント「芸備線」です。
まずは、再度新見駅を愛でます。
駅を愛でていると、特急やくもの新型車両がやってきます。津山行きの姫新線の車両と撮影をします。
岡山方面に向かって走り去ります。
ウロウロしていると、今日の主役が入線してきます。
もう、おじさんたちの群れが待ち構えています。車内の写真も撮影をしましたが、ばっちりおじさんが映っているのでNGです。乗車率でいうと、来た時の姫新線くらいの乗車率です。布原、備中神代を経て芸備線に入ります。ここからが、まさに廃止論が検討される路線です。クロスシートは、ほぼおじさんで埋まっています。運転台の横では、ユーチューバーと思しき若者がピンマイクを使って前面展望の実況動画を撮影していたようです。
こうしてみると、芸備線の廃線は織り込まれつつあるのかと思わざるを得ません。カメラを手にしたおじさんは、駅を通過するごとに立ったり座ったり。その間から、岡山から一緒にきた男性も発見。そして、朝姫新線に乗っていた若者たちも布原あたりから乗り込んできます。若者たちは座れず、スタンディングです。
このような山間部を走ります。日高村以西の土讃線と同じような雰囲気の山間部です。赤い瓦が、中国山地という風情を醸し出します。
それぞれが、それぞれの芸備線を楽しんでいます。私の向かいの男性は、乗るや否や目を閉じています。彼は、鉄道で寝ることを楽しんでいるだろうか、と不思議に思っているうちに備後落合に到着です。
その⑥につづく。
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