週末 因美線乗り継ぎ旅をゆく⑤(2024年10月5日)

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スーパーはくとに乗り込み智頭駅を発車し加速する車窓をスマホで撮影します。動画の方までは手が回りませんので、今回はご披露できません。JR四国の2000系を基本とした振り子式の気動車です。加速音を愛でますが、2000系や2700系が低いゴーッという音がかなり聞こえますが、こちらの音は少し甲高い音が混ざっています。加速の方法が違ったりするのでしょうか。

車内はまばらです。

とりあえず出します。

カーテンも触ってみます。

ドリンクホルダーは布製です。私と智頭駅から乗り込んだおじさんはスーツ姿でした。土曜日なのに仕事をしているのでしょうか?後ろの席の人もパソコンをカタカタやっています。私も数年前までは休日も出勤するのも当たり前な時期がありましたが、今はそういうことが無いので何か自分が怠けているような気がします。

一方で、ドイツのように合理性や時間短縮を徹底して生産性を上げるように日本もしていかないとダメだなとも思います。パソコンのカタカタという音を聞きながら、列車は上郡に向かって走ります。この区間はトンネルが多いのですが、四角い形のスーパーいなばはトンネル内の空気を圧縮してしましトンネル出口で騒音を出すのでこの区間は最高速度で走れないそうです。一方、スーパーはくとの先頭車両は流線形なので最高速で走れるようです。速度を体感しようとスピードメーターのアプリを探しますが、少し前にスマホの画面を整理したときに誤って捨てていました。慌ててインストールしようとするものの、トンネルでインストールが出来なかったり、ダウンロードしたアプリをうまく使えなったりでもたもたしているうちに上郡到着です。

跨線橋を渡り姫路方面を望みます。

黄色い115系と思われます。相生行きです。

岡山方面です。智頭線と山陽本線がこの向こうで分岐します。岡山駅から来たスーパーいなばは、ここからバックして智頭線に入るので車内放送があってお客さんが一斉に座席の方向転換を行います。

もう少し奥に行くと智頭急行の乗り場があります。

列車は8分遅れで到着します。こちらも黄色の115系でした。なんとか座席に座れましたが、途中からは列車からはみ出るほどの人が乗り込んできます。車内放送でしきりに「奥の方まで詰めて欲しい」とのアナウンスが流れます。四国のJRやことでんでは見ない混雑ぶりでした。本州はさすがに人が多い。

この後は岡山駅からマリンライナーに乗って高松を目指します。幸いにしてマリンライナーも座ることが出来ました。岡山から茶屋町くらいまでは結構な混在でしたが、その後はそうでもありません。四国の人間にとってはマリンライナーは瀬戸大橋を渡る列車ですが、宇野線沿線の人には通勤列車のうちの一つということでしょう。

児島駅に着くころにはガラガラでした。

まあまあ疲れてきていましたが、気力を振り絞って瀬戸大橋からの夕暮れを撮影します。

車窓から坂出のコンビナートが見えると、四国に帰ってきたという気持ちになります。ユーチューバーのzakiさんは、マリンライナーに乗って岡山駅について新幹線に乗ると「ああ、本州に帰ってきた」と思うと語っていました。

ここまでくれば、高松駅はあっという間です。ホームに着くとアンパンマン列車がいたので、とりあえず撮影をします。

勇気、凛々です。

なかなかエレガントな時間に到着できました。早すぎるともの足りない、遅すぎると疲労感が漂います。家に帰って風呂に入って、一杯やるにはちょうど良いころ合いです。

今日も1日、乗って食べて、智頭の空気を肺いっぱいに吸うことが出来ました。

いい一日だった。

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この記事を書いた人

オーバー50の四国在住のおっさんです。
愛機オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢで
土讃線の鉄道風景をメインにJR四国の鉄道風景を撮影します。

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