先日、芸備線の旅で広島に行って参りましたが結局は広島の友人には会えずじまいでした。大学時代、いつも遊んでいた親友2人のうち1人が下関、1人が広島。そして、私はそれぞれに昨年に下関、高松で会うことが出来ましたが、下関と広島の友人はもう30年くらい会っていないということで、何とか今年は広島で会おうということになっていました。
そこに下関の友人から「思い付きなんだけど、明日広島で会えない?」という連絡がありました。私は、特に用事はなかったものの暇なら大阪に「醍醐寺 国宝展」を観に行こうかと思っていたのですが、友の誘いなので断る理由はありません。広島の友人に連絡すると、「昼間は仕事だが、夜はOK」との返事で急遽広島に向かうこととなりました。
スマホアプリで路線図はすぐに見れますが、アナログもいいものです。
20年くらい前に(2007年5月の2刷版でした)、ネットショッピングを始めたばかりの時に貯まった楽天ポイントで買ったものです。この間、整理をしていて発見したので利用しています。廃止された三江線が現役路線として載っています。
土曜日の日経新聞の広島版には、木次線「最適な交通体系考えたい」とJR西日本が会見と載っていました。沿線自治体は猛反発とのことです。本当に、鉄道が地図から無くなる時代がリアルに来ようとしています。
岡山で勤務をしていた時に、仕事の関係で福山まで快速で行った記憶があります。快速サンライナーで、岡山からあっという間に福山に着いて、岡山の列車は早いなあーと感動した記憶があります。福山から西の山陽本線を乗り継いで行くとうことで、昼過ぎくらいに広島に着いて、下関の友人とお好み焼きを一緒に食べることだけを決めて、寝ることにしました。
次の朝は、ワクワクして4時に目が覚めました。リュックサックに着替えを入れたり、シャワーを浴びたりソワソワします。5時半が来たので、e5489で切符を買います。最近、JR西日本で列車に乗ることが多いのでJRのクレジットカードを作りましたが、今回の旅には間に合いませんでした。JRのカードで決済をすれば割引が効くので、乗り鉄を楽しむには必須アイテムと思われます。さらに株主優待ともなると、かなりの割引率です。株主になるのも一興と思いつつ、まずは広島までの乗車券をネット注文をします。
前回、ネット予約に手間どったので万全を期して高松駅に向かいます。天気は下り坂のようですが、出発時にはまずまずです。
広島行きの旅が始まります。いざ、参らん。
本日はスムーズには発券が出来ました。6:46発のマリンライナーに乗り込みます。
休日だけあって、本日も客はまばらです。この時間のマリンライナーで通勤をしていた時期があり、平日なら始発と言えども座れないこともありました。
前のほうの車両はガラガラです。いつもならコンビニで、コーヒーとサンドイッチを買うところですが岡山駅で時間があるので、「駅中の喫茶店でモーニングを食べよう」ということでお茶をチビチビ飲みながら岡山を目指します。
いつも通り車窓を眺めながら、よしなしごとをぼんやりと考えたり、思い出したり。妹尾駅あたりで、高知県大豊町出身の義父が転勤族ながら妹尾で家を建てていたことを思い出しました。その心は、電車一本で高知まで帰れるということからでした。妻曰く、「中学3年の1学期だけ、新築の家に住んだけどまた転勤になってその後は、借家にしてる。本当につらかった」という悲しい話を道すがら思い出しました。瀬戸大橋が出来たのが私が高校生の時だったので、瀬戸大橋架橋を見越したのか。それとも宇野から連絡船での帰郷をイメージしていたのかは義父が早逝しましたので、定かではありませんが親が子を思い、また子が親を思う気持ちや、それとは別に新築早々に転勤になった義母や、我が嫁の心持は如何ばかりであったのか?とぼんやり思っているうちに、列車は岡山に近づきます。
岡山駅に入る前に、スーパーいなばが見えます。うって変わって、頭の中にはBzのロックが流れます。そうです、Bzのボーカル稲葉さんが岡山県津山市出身なのです。スーパー稲葉がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!という風に脳内変換されてウルトラソウルを脳内でリピートしつつ、マリンライナーは岡山駅に入線します。
喫茶店を探して駅構内をうろつきますが、どうも駅構内の飲食店は新幹線の改札内のようです。
何やらめん処があるので、行ってみます。そばとうどんですが、香川から来てここで、うどんというのも・・・ということで蕎麦をオーダーします。
きつねそば410円なり。味はいたって普通ですが、味・ボリュームともに朝ご飯としては上等です。
お腹もいっぱいになりましたので、ここから瀬戸大橋線の旅から山陽本線の旅となります。
続きはその②
コメント