早くも6月に突入してしまいました。自分の人生の蠟燭の灯火が、ゆらゆらと揺れながら残り少ない蝋燭を燃やし切ろうとしているようで日々焦りを感じています。
落語の演目に「死神」というのがあります。時間だけは誰にもコントロールできません。自分の身の回りで、今まで元気にしていた人が本当にあっけなく亡くなったなんて聞くと、この落語が脳裏に浮かぶことがあります。
ご興味あれば一度ご覧ください。
さて、話はがらりと変わりますが家内が大学時代のゼミの同窓会が徳島であるというので、送迎がてら高徳線を走りながら撮影をしようということで徳島方面に向かいます。
高松から高速に乗り、引田でいったん降ります。11号線を走り、大坂峠をゆく行程です。あわよくば俯瞰撮影をということだったのですが、引田駅で上りの特急うずしおが発車したタイミングだったので当面期待はできません。阿波大宮方面からの俯瞰撮影が時間的にどうかと思いながら大坂峠を登ります。
妻と海岸沿いをゆく11号線が整備されるまでは、ここが主要道路だったとかスキップ坊やが出ると子供の時分に噂されていたとか、よしなしごとを語ります。私の場合、絶対的な霊感なしです。決して心霊が平気なわけではありませんが、そういうアンテナがなく霊波はキャッチできないみたいです。
徳島側の俯瞰は、田んぼに水が入りなかなかいい感じです。ここを長列の「うずしお」が走る景色はなかなかのものだろうと思います。今の赤い列車よりは、昔のN2000系のほうがスッキリ引き締まった画像になりそうです。
あと30分くらいで、列車は来そうですが本日のメインは家内の同窓会なので先を急ぎます。とにかく、JRの線路沿いを南北に入れ替わりながらロケーションハンティングをします。板東駅近くでそろそろ、上下の特急が来そうなので撮影が出来そうな場所を探して、キョロキョロします。
旧道を走ると、なかなかの風情です。とはいえ、駅近で小学校も近い様子で新興住宅の分譲地もびっしり家があって、なかなかの賑わいです。
駅を東に過ぎた踏切に陣取ると、すぐに上りの特急が来ます。
カーブを車体を傾かせながら走り去ります。
場所を変えて、下りの特急を狙います。
少し行ったところで、田んぼの横を通る特急が撮影できました。田んぼのあぜ道からですが、足場的にこの角度からが限界でした。
撮り終わるまで気がつきませんでいたがすぐそこが池谷駅だったので、池谷駅付近で撮影のため移動をします。駅の西側の狭い道を通ってみましたが、結局民家で行き止まり。番犬ならぬ、番亀が道路にいました。
写真は撮れませんでしたが、道路の真横が金網フェンス1枚で線路というスリルを味わいながら鳴門線の撮影に向かったのでした。
その②に続く
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