令和5年8月　山陰本線をゆく　番外編

翌朝はとりあえず、高松までの乗車券だけを買っています。スーパーはくとで姫路まで行って、そこから赤穂線を経由して香川に帰るのも良いなあとぼんやり考えながら朝を迎えます。

2980円の部屋ですが1人なら十分です。窓からはJRの山陰本線が見下ろせます。

9時前くらいにチェックアウトをして、地下鉄を乗り継ぎ京都駅に。朝ご飯を食べようか、それとも少し観光でもしてみるかと思案をしながらふらふら歩きます。

とりあえず東本願寺に行ってみます。浄土真宗、（香川では一向宗というほうが一般的かと）に向かいます。一向宗の一派である真宗興正派の4割は、香川県というくらいなので香川県ではおなじみの宗派です。何を隠そう、我が家も真宗の門徒でございます。西（本願寺）、東（大谷）、興正派など宗派ありますが、とにかく南無阿弥陀仏を唱えればOKです。そこしか知りませんが、力強く「南無阿弥陀仏」を唱えてまいりました。

とにかく暑い。とても観光などできそうな状況ではありません。

意味を考えながら帰ることにしますが、なんとか元気で列車に乗れたこと、息子が元気で京都にいてくれたことでこの旅が成就したのだろうと思います。これもおかげさまです。ちなみにおかげさまは仏教用語を語源としています。ありがたや、ありがたや、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。

京都駅戻ってきました。バス乗り場は外国人などでごったがえしていて、とても観光などできそうな雰囲気でもありません。とにかく姫路方面の列車に乗ろうとホームに入りますが、ほどなくスーパーはくとが発車。まあ、ノープランだったので姫路行きの快速に乗って、予定通り赤穂線、瀬戸大橋線、高徳線を乗り継ぎ連休4日目は終了。

普段はお金を使って時間を買うほうが正解だけど、その逆が贅沢なんだと思う面もありました。

それもこれも、忙しくしてそれなりに元気で、生活ができていいるからなんだけれど。

なんだかんだ言っても、おかげ様なんだよねって少し思えたからよい休暇だった。次は西へ向かうぞー。