2025年6月 山陰本線完全乗車旅 鳥取~下関⑦

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益田駅に到着します。以前山口線経由で停車した記憶があります。鳥取方面行きの進行方向左になにやら時計のついた黒い建物があったことを覚えています。

無事に益田駅到着、回送の表示となります。

山陰本線というと山沿いの海岸線を走るイメージなので、何せ四国の感覚でイメージしていましたがガランと広くてイメージする山陰とは少し違います。自分のイメージが歪んでいるのだと思いますが。何となく、土讃線の高知を越えて窪川までの海岸線のようにようやく線路を敷けるかどうかみたいな印象でしたが全然違います。

そそくさと改札に向かう人たちをよそに益田駅を堪能します。

THE・ローカルといういでたちです。

なぜか皆さんカーテンを閉めていました。折角の車窓がもったいない。

広い駅なのに全然列車が来ません。往時はもっと走ってしたのでしょうか?

回送とはいいつつもどこにも移動はしていません。

山陰本線の旅をしていなければ、四国在住の私は一生この地を踏むことは無かったでしょう。今になって思うのは、人生は短い、行きたい時に行っておかなければ絶対に後悔するだろうということです。

バッグから愛機、OM-D EM5を取り出し思うがままに撮影をします。いつもならオフィスで仕事をしているところを、山陰の見知らぬ街で写真を撮影していると不思議な気持ちになります。

そろそろ改札方面に戻ります。

跨線橋からも撮影します。アニメチックなカラーリングです。

跨線橋を下ります。

柿本人麻呂の人形が鎮座します。謎に満ちた人麻呂の終焉の地の1つと言われてることから、人麻呂推しのようです。学生のときに「万葉集」だの「古今和歌集」だの唐突に習わされて、なんの意味があるのか?とお嘆きの貴兄も多数と思われます。私は国語便覧など補助教材をぼんやり眺めたり、肖像をパンクロッカー風に落書きをしたりしながら凌いでおりましたが、今となると死んだところすら分からない人の歌が未だ学校で学ばれているなんてロマンあるなあと思っております。まずは「君たちも大人になったら分かるから、騙されたつもりでちょっとやってみてよ」的なアプローチが教育界にも必要ではなかったかと思ってしまいます。

改札をくぐります。

セブンイレブンでお土産が買えそうだ、e5489の発券機もあるなとチラ見をして駅前に出ます。

昭和50年建造というところでしょうか。(正解は昭和36年でした)年季が入っています。

左手に大きなホテルと餃子の王将があります。本日は最悪、餃子にはありつけそうです。駅前の観光案内を眺めますが、刺さるものは無かったのでホテルに向かいます。

駅からとほ2分。激安のホテルです。

至って普通の昔ながらのビジネスホテルです。私が学生時代に泊まったビジネスホテルが、いでたちも値段もそのままに30年存在しているということです。口コミに「臭いが・・・」とありましたが確かにタバコの臭いがかなりします。それとおっさんの臭いが沁みついてます。おっさんなのでギリギリ許容範囲ですが、繊細な人は駅を出てすぐのキレイな方に宿泊した方が幸せになれるでしょう。荷物を置いて街ブラをします。

すぐ近くにコンビニと飲食街ぽいのがあります。高校生カップルがローソン前でいちゃついています。

立派なスナック街があります。税務署の署長さんとかと地元の商工会の人たちが飲み歩いたりするのだろうかと、偏ったフィルターでしげしげと眺めます。こちらも、懐に余裕があればふらりと行ってみたいところですがケチケチ旅行でもなかなか厳しいのが実状です。ブログやYOUTUBEを収益化して旅に行けたらなあ・・・と思いつつ散策します。

アジア系のおねえさん3人がスナックの方に向かって行きます。お金があれば国際交流も可能なのになあ、不審者と思われない程度のチラ見で行き過ぎます。

益田駅方面です。

来た方面です。ひとしきり街を歩いたのでホテルに帰って晩御飯に備えます。先ほどぶらりと行った飲み屋街に行くか、ホテルのしたの回転寿司に行くかの2択ですが回転寿司のほうが圧倒的に一人が楽なので回転寿司に行きます。一人で飲みに行くと、ホステスさんなら許しますが知らないおじさんにあれこれ聞かれてこちらが気を使うのはまっぴらごめんなのです。

気まずい思いの以前の記事はこちら

まさにホテルに入居中の回転寿司です。

海の幸が上手いと書いていました。結構混在するとネットには書かれていましたが、ガラガラです。

ビールを飲みながらいい気分を味わいます。

後からきたおじさんが凄い勢いで日本酒やら、焼酎をオーダーします。

こちらもあおりを受けてピッチが上がります。どうやら実母が益田に居て、広島市内からの出張でしばしば寄っているらしく店主とも知り合いの様です。以前、お母さんと来られたとか、店主は県外から来たとかそちらの会話をつまみになかなか楽しい一人酒です。

冷酒を4杯くらいは飲んだでしょうか。

最後に赤だしを飲んでフィニッシュです。

日本酒の飲み過ぎで喉が渇いたので、ローソンでコーラを買ってホテルに帰ります。昼間覗いた飲み屋街もいい感じに灯りが灯っています。

風呂に入って長い1日が終わりました。目覚ましをセットしてTVを眺めていると知らないうちに寝落ちしていました。

次に続く。

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この記事を書いた人

オーバー50の四国在住のおっさんです。
愛機オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢで
土讃線の鉄道風景をメインにJR四国の鉄道風景を撮影します。

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