息子のビデオカメラでの動画撮影を精力的に行いたいと思い、日曜日の早朝に徳島駅に向かいます。4時に目覚めて、すぐに車に飛び乗ります。途中、空腹の状況でキンキンに冷えた炭酸水を飲んだら急にお腹が痛くなっていてもたってもいられません。津田を越える辺りまで車を走らせていましたが、一旦早期退却です。具合が悪いとか、異変を感じた時はもう無理が効かない年齢に差し掛かっています。家に帰ってベッドに横たわると、すぐに寝てしまい8時過ぎまでぐっすりと寝てしまいます。
男性更年期なのか眠りが浅いうえに何度も目が覚めて、フラフラの状況で車の運転をしていたので何か見えざる手がブレーキをかけてくれたのかもしれません。気を取り直し、8時半過ぎに屋島駅につく普通列車の動画撮影に向かいます。
この日は休日にも関わらず3両編成で、尚且つ四国色のキハ47とタラコの編成です。ああ、なんか珍しいなあと思っただけでしたが後日ネットを見るとこの車両は廃車となり多度津工場に向かうために連結していたとのことです。3600系の運転が始まるというので盛り上がる一方、見慣れた車両が無くなることに一抹の寂しさを覚えます。
実は妻が娘と旅行に行っているので、1人気ままに時間を使えます。昼もうどんを食べに行こうかと思いつつ、面倒くさくなってカップラーメンを食べてあとはベッドゴロゴロします。
先月くらいに地元の新聞で大坂峠からの「大坂俯瞰」の記事が出ていました。田植えで水の入った田んぼと、夕闇が田んぼの水面に映ったなかを走るローカル線の撮影が熱いという記事でした。ネット記事はこちら。とはいえ、あの細い道で新聞記事を見た人たちの対向車と行違うのも気が重い。徳島側の大坂俯瞰(阿波大宮俯瞰)の撮影と、秘境駅と言われる阿波大宮駅に行くこととします。
高速道路で1時間ちょっとで阿波大宮駅に到着。駅手前の橋梁でいいポイントは無いか歩いてみましたが、なかなか見つかりません。そうこうしているうちに、上りの特急が来そうなので阿波大宮駅付近で陣取ります。

すぐに下りの列車も来るようなので阿波大宮駅に向かいます。

動画を撮影しようと三脚の位置を決めようとしていると早速特急が入線です。
のどかな駅です。ここからは、俯瞰撮影のため山の中腹のポイントに向かいます。

雄大な景色です。

アンパンマン列車の2600系が緑の中を走り抜けます。
実は三脚をトランクに積んでいたのに、先日ネットで買った簡易一脚での撮影で画像がゆらゆら揺れます。
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山での撮影に飽きたので、また駅の近くに戻ってきます。

日本の原風景です。

山の中腹から見たアンパンマン列車が折り返してきました。

山間の光事情は風雲急を告げ、写真はちょっと厳しくなってきたので動画撮影に再度、山の中腹に向かいます。
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撮影はマイクロフォーサーズです。昼間は大丈夫ですが、夕方になると少し色目が悪くなる気がします。とはいえ、最初に買ったミラーレス一眼なのでα7Ⅲよりは圧倒的に持ち出す頻度が高いです。
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レンズはこれに1.4倍のテレコンをつけての撮影です。

鉄塔の右下、ガードレールが見えるところが俯瞰ポイントです。
いつもなら晩御飯の都合でそろそろ帰らなければならない時間ですが、今日は気ままに時間を過ごします。19時過ぎに阿波大宮駅発、引田行きの普通列車の動画撮影が本日のメインイベントです。
薄闇の中、幼い時に両親と過ごした古き懐かしい昭和の日々を思い出します。先週の旅行では「思えば遠くに来たもんだ」と思ったのですが、今は「思えばずいぶんの時が流れたんだなあ」と時がずいぶん流れたのだと感じます。
そして時はこれからも流れつづけ、このキハたちもいつかは廃車となり、この時間の列車も線路も無くなってしまうのだろう。でも、人知れずこの山里に列車を走らせた人たちの歴史や情熱はなんらかの形で残っていくのだろう、残って欲しいと思うとなんとも言えない感情がこみ上げてきました。
ああ、またこの景色見に来ようと思いつつ家路につきました。
