令和5年8月 山陰本線をゆく④

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今回は乗り鉄メインなので、愛機OM-D EM-5Mk3は自宅待機で、写真はすべてiPhone12での撮影です。車での移動ならレンズを数本、三脚もということになりますが列車旅となると荷物が増えると忘れ物が気になってしまいます。神経質なほうでは無いのですが、心配ごとは減らしておきたいのは本音です。

岡山駅を出発して、スーパーいなばはスムーズに加速します。四国とは違い複線、かつ山陽本線では線形もよく余裕で120キロで加速していきます。よくYOUTUBEなどで、四国の特急はとにかく急加速、急減速でまるでジェットコースターのようだとコメントしているのを見ますが少しわかる気がします。

キハ40,47が燃費が悪いから置き換えをしていくとのことですが、特急の運転もかなり燃費が悪い気もします。

そうこう言いながら、列車が順調に山陽路をとばしてあっというまに上郡にとうちゃこです。

ここで、進行方向が変わります。「特急うずしお」なら「宇多津まで進行方向と逆~」としばし、進行方向と逆向きとなりますが「スーパーいなば」では社内アナウンスがあり、客自らが座席を回転させる必要があります。

なかなか貴重な体験というか、JRの方針に抗うおじさんと対面になって気まずいことになりはしないかと心配になります。幸い後ろのサラリーマンも、座席を回転させたので一安心です。

列車は来た方向に戻りながら、高架へ登り進路を北に変えていきます。

そうこうするうちに、佐用にとうちゃこです。佐用といえば、ホルモンうどんが有名です。津山もホルモンうどんが有名で、どうもホルモンうどんを巡って抗争があるようなことをTVで見たことがあります。

ほどなく「さよ」駅を出発。川の景色を眺めていましたが、非常に風情がある景色です。川のいたるところに船着き場があります。これは高瀬舟かと、調べてみるとやはりそうです。森鴎外の小説の「高瀬舟」を大学生の時に読みました。なんの話だったのか全く思い出すことはできませんでしたが、とにかく交通の要衝で往時はずいぶん栄えていたのだろうと思います。

車窓は景色を変えながら、鳥取を目指します。

そうこうしているうちに、鳥取に到着。天気も抜群で、なんだか名残惜しい。

こちらは、休暇でのんきなものですが平日ですのでサラリーマンの方々は到着と同時に、そそくさと駅構内に降りていきます。サラリーマンを尻目に、鳥取駅のホームと「スーパーいなば」をじっくり堪能します。

まずは昼ご飯を食べようと、改札に向かいます。

鳥取駅は県庁所在地の駅ながら、自動改札がないのが珍しいとかなんとか。なんでも、機械で客がやらされる時代なので逆に良心的な印象をもちつつ改札をくぐります。

その⑤に続く。

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この記事を書いた人

オーバー50の四国在住のおっさんです。
愛機オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢで
土讃線の鉄道風景をメインにJR四国の鉄道風景を撮影します。

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