当初8時台の青森行きに乗車予定でしたが、あわただしいので9時51分弘前駅発に乗って青森駅を目指します。前回の東北旅行で新青森から青森へ行ったときにその区間を乗った記憶があります。

乗れども乗れども果てしなく続く線路に、本州と四国の規模感の違いに圧倒されたのを思い出します。

ホテルをチェックアウトする前に、非常口から弘前駅方面を望みます。文句のつけようのない天気で清々しい気持ちです。

なにやら銅像がありましたので記念に写真を撮ります。

やることも無いので早々にホームに降りてみます。

駅は立派ですが予想に反して過密な感じではありません。弘前からは座ることもできましたが、青森駅到着後は大渋滞です。

青森ねぶたが本番らしく、ホームの方面に向かうのに相当な時間がかかります。海外から大きなスーツケースを持った人が多く、自動改札機付近がなかなか通過できません。
当方は東京方面に帰る前に津軽線に乗ってみようと画策をしていました。青森と蟹田駅までの往復なら13時台の新幹線までには十分に間に合い、17時前には東京に着くことができるので最大限青森の鉄道を楽しむ段取りです。蟹田までは交通系のICカードなどは利用不可なので一旦途中下車して、紙の切符を購入。駅中の100円ショップで駅スタンプ用のスケッチブックを買う予定でしたが、切符を買うだけにかなりの時間を要したので切符を買うのがやっとこさでした。

便所を済ませてすぐにホームに取って返します。

この列車のようです。

乗車率はご覧の通りで、終点までは降りる一方で乗ってくる人はいなかったように思います。

遠くに北海道に行く新幹線の高架が見えます。

蟹田駅に近くなると海が見えます。フェリーが見えますが、大きな陸地が見えるがあれは北海道か?と思いましたが、よく考えなくても下北半島に違いありません。ツアーガイドがいれば「あのうっすら見えるのが恐山です」ということになったのでしょう。

この女性も当方と同じ目的で乗車していたようで、蟹田駅で盛岡行きの切符を買っていました。

程なく蟹田駅に到着です。当駅まで残った乗客の半分がその先へバスへ、残りの半分は青森方面に引き返すようです。

駅前に出ます。

例にもれず駅前は広々としています。雪が降るからだと思いますが、道幅も四国と比べればゆったりした印象です。

津軽線は現在、青森〜蟹田間のみが普通列車による1日9往復の運行を維持しています。一方、蟹田〜三厩間は豪雨災害による不通が続き、鉄道としての運行は完全に停止しており、代行バスや乗合タクシーによる輸送に置き換えられているようです。今後は、2027年4月1日に蟹田〜三厩間が正式に廃止され、鉄道路線としては青森〜蟹田のみが存続する見通しです。貨物は北海道と本州を結ぶ主要ルートとして利用継続です。
そのようなことを調べていると、貨物列車が信号まちで停車します。

帰りの便は観光してきたと思われる家族連れと、折り返しの数名の乗車です。

後ろの車両はガラガラです。

蟹田駅に別れを告げます。
このあとは青森駅手前の高校がある駅から高校生が大量に乗ってきます。次の新青森行きの列車との乗り継ぎは3分程度となり、かなり緊張感が走ります。これに乗れなければ新幹線も遅れるので娘との約束も守れません。
ダッシュでホームを移動して何とか列車に乗り込みますが、新幹線に乗り換えと思われる大きなキャリーケースを持った人たちで車内はギュウギュウです。

新青森駅もひどい渋滞で新幹線のホームに上がるのもかなり時間がかかりました。新幹線との乗り継ぎに時間がない人はかなりやきもきしたことと推察されます。何とかホームに上がって新幹線の改札に向かいます。

みどりの窓口的なとこがありましたので「切符を発券して欲しい」というと在来線の改札を出て券売機で発券して欲しいとのことでした。

人がいるんだから、融通利かせてくれたらいいのになんてブツブツ言いながら在来線の清算を終わらせて駅ネットの券売機で新幹線のチケットを発券し改札に向かいます。

お見送りのかたが名残惜しそうに改札の前で見送りをしています。邪魔ではありますがジェントルマンなので、ほほえましい気持ちで余裕の対応をします。

お腹も減っていたので弁当とビールを買って乗り込みます。

車内はガラガラです。今回の旅もエピローグを迎えつつあるという感慨を確かめながら、着席をして出発してから弁当を食べようと出発を待ち構えつつホームを眺めます。
次に続く。
